日本切手ノート      2008.5.18

番外 オークション開催500回記念


 弊社のオークションが皆様のお引き立てにより、昭和41年7月の第1回開催より本年5月
で、500回目を迎えます。誠に有難うございました。
 500回の500にちなんで、「龍500文」の珍品を取上げました。
 日本で、米国に「龍500文逆刷」があるのではと、噂が広がりつつある昭和48年頃、当
時日本でも有名だった米国のウェバリーオークションが、この切手を日本へ持ち込み競売に掛
ける事が決定したニュースが伝わって来ました。その競売誌が上の写真です。
 記事には、「1871年500文1版、8番切手(ピンホールあり) 薄緑色、縞紙、
額面金額逆刷り
(額面のみは33番切手のものが逆転写されている) 検査済印がかかる美品。日本切手
中の最稀品であり、世界珍品十傑の一つ!! 推定価2千万円」と日本語で書かれていまし
た。落札価は推定価を大きく上回り、里帰りする事になりました。
 今回、弊社オークションへ出品されるのではとの声もありましたが、有名蒐集家のコレクション
に大切に納まっています。

 これからも、皆様どうぞ弊社オークションをお引き立て下さいますよう、よろしくお願い申し上げます。

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